純米吟醸

通常価格 3,300円

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  • 1800ml:3,300円(税込)
  • 720ml:1,650円(税込)

 

 

宮城県産原料米の特徴を活かしつつ、2種類の酵母を使用することで、穏やかに立ちのぼる優しい香りに、瑞々しく軽快な味わいと後切れの良さを引き出しました。上品な旨味も心地よく、お料理に寄り添い、次の一杯へと誘う淑やかな食中酒です。

※説明は常温(20度前後)の場合となります。 

 

  • 原料米:宮城県産ササニシキ
  • 精米歩合:50%
  • アルコール分:15度
  • 日本酒度:-3〜-1

 

≪相性の良い料理≫

トロサーモンのカルパッチョ・チーズ系パスタ・淡白な白身魚の塩焼き・天ぷら・寿司・蕎麦 

 

 

◆原料米は、宮城県産「ササニシキ」100%

「ササニシキ」は、酒造好適米ではなく、普段の食事の際に食べられる、飯米です。

宮城県の中でも米どころの大崎地域「大崎耕土(おおさきこうど)」は、世界農業遺産に認定された水田農業地帯。
その大崎地域で誕生したお米が「ササニシキ」です。

「ササニシキ」の特徴は、何と言っても、あっさりとした食べごたえ。
粘りが少なく、柔らかな甘味で飽きのこない味わいは、一緒に食べる食材を引き立て、食が進みます。
そのため、お寿司屋さんや和食店での人気が高い品種。

そんな 「ササニシキ」は、食事としての飯米だけでなく、日本酒造りのための原料米としても、香り高いお酒が出来る品種です。


酒造りのためのお米が「酒造好適米」ですから、「飯米」である「ササニシキ」での酒造りは、格段に難しくなります。

「ササニシキ」の米粒は、他のお米よりも小さく柔らかいため、酒造りに適した精米歩合まで精米すると、米粒が割れてしまったり、崩れてしまう可能性があります。
また、お米を蒸す際や麹づくりなど、酒造りの工程の中で、「ササニシキ」ならではの難しさがあるのです。



◆なぜそんな酒造りが大変な原料米を使うのか?

酒造りをする上で、蔵を構えるその地域の「米」と「水」を使うこと。
それが酒造りにおける地産地消の原点です。

お米には、数多くの品種があり、時を経て淘汰されていく品種があります。
そんな中で、ブランド米として実績のある米を無くしてはならないとういう思い。
酒造りで地元大崎の米「ササニシキ」の保存と次世代へのバトンをつなげたい。
そんな思いがこもっています。



◆お料理に寄り添う杯を重ねたくなる食中酒

「ササニシキ」の上品で柔らかい旨みと、さっぱりとした飯米としての食味の特長がそのままお酒に表現されています。

フルーティーな吟醸香をまとい、柔らかく上品な旨味がしっかりとした輪郭。
後味は程よい締まりでスッと消えていく余韻が心地良い純米吟醸酒です。


また、召し上がる温度帯によって、香りや旨味の変化を楽しめるのも魅力です。
初めは、10℃くらいに冷やした状態でで飲み始め、少しずつ常温に変わる中で、香りのインパクトや甘さ、酸のバランスが変化。
杯をすすめるほどに、味わいの深みが増してく面白さがあります。


魚や肉の脂にも融合し、ご飯と同じように料理と共に杯を重ねたくなる酒質になっています。

寿司や天ぷらなどの和食はもちろん、カルパッチョやチーズ、トマトソース系の料理など、洋食との相性も良く、ご飯のようにお料理に寄り添う食中酒として、様々な料理と共にお楽しみください。