特別純米酒 人と自然が共生することについて考えてみた 720ml

通常価格 1,650円

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  • 720ml:1,650円(税込)

 

このお酒は、生き物と共生しながら育んだ有機米「ふゆみずたんぼ米ササニシキ」を100%使用した、軽やかで上品な香りと、やさしく穏やかな味わいの特別純米酒です。

繰り返し使用できるリユース瓶(R瓶)と、環境に配慮したラベル資材を使い、これからの地球環境について考えるきっかけの1本にしたいという想いを込めました。

今までの一ノ蔵には無い長い商品名「人と自然が共生することについてかんがえてみた」。 愛称「#ひとしか」と覚えてください。

※説明は常温(20度前後)の場合となります。

 

  • 原料米:有機米ササニシキ100%(宮城県大崎市田尻・伸萠地区産)
  • 精米歩合:55%
  • アルコール分:14度
  • 日本酒度:-3~-1

 

 

一ノ蔵特別純米酒人と自然が共生することについて考えてみた



■原料米「ふゆみずたんぼ米ササニシキ」とは…

原料米には、一ノ蔵の地元宮城県大崎市の田尻伸萠(しんぽう)地区で栽培された「ふゆみずたんぼ米ササニシキ」を使用しています。
「ふゆみずたんぼ」とは、冬の間も田んぼに水を張り米をつくる農法のこと。水を張った田んぼは、マガンなど水鳥の憩いの場所となります。1998年より、一ノ蔵の地元宮城県大崎市の蕪栗沼周辺において、渡り鳥の生息環境を拡大することを目的に「ふゆみずたんぼ」がスタートしました。この取組により渡り鳥の数は年々増えていき、現在はこの地に毎年10万羽を超える渡り鳥が訪れます。

雁のねぐら(ふゆみずたんぼ)蕪栗沼1(ふゆみずたんぼ)


「ふゆみずたんぼ」の試みは渡り鳥を守るだけでなく、農法としても素晴らしいメリットをもたらしてくれました。
田んぼに水を張ることで、水の中に菌類やイトミミズが大発生。それを餌にするガンや白鳥などの渡り鳥が栄養に富んだ糞を落とし、水田に残った稲の切り株や藁は微生物によって分解され天然の肥料に変ってゆきます。また、田んぼに生息しているイトミミズやユスリカがトロトロ層をつくり、雑草の種を沈めて抑草効果に繋がります。そして春には水を張った田んぼにカエルが産卵し、害虫が発生する頃にカエルやクモが活躍して、害虫を食べてくれます。
このように農薬・化学肥料に頼らない自然と共生した農法が可能となりました。

ふゆみずたんぼとは

 

 

■この自然環境を未来へ

大崎耕土世界農業遺産認証品
「ふゆみずたんぼ」の取組が評価され、蕪栗沼周辺水田は2005年ラムサール条約湿地、2017年にはこの地を含む大崎地域が世界農業遺産に認定されました。
この商品は、地元大崎の魅力を伝える「大崎耕土世界農業遺産ブランド認証品」。
売上金額の一部は、蕪栗沼周辺の保全活動等をおこなっているNPO法人の支援に充てられます。
マガンやオオヒシクイなど国の天然記念物のほか、絶滅の恐れがある動植物が多く確認されている生物多様性の宝庫、蕪栗沼とその周辺水田。その保全活動の一助となることで「人と自然が共生できる」環境について考えて参りたいと思います。

蕪栗沼2(ふゆみずたんぼ)

 

 

■お料理を引き立てるやさしく、穏やかな味わい


軽やかで上品な香りとお米由来のやさしい甘味。後口から余韻にかけてハーブや柑橘を思わせるビター感が続きます。
鯛のお刺身、アサリの酒蒸し、冷ややっこ、フライドポテト、ポトフと合わせてお召し上がりください。
商品の特徴である「お米由来の穏やかな甘味と旨味」を感じられる「常温」または「ぬる燗」がおすすめです。冷やす場合は、飲む直前に軽く冷やしてお召し上がりください。
ひとしかに合う料理